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肉体の一点から詩が入ってきて、私は誕生した。色は真紅とでもいっておこう。獣眼が覗きこむ修羅。私は通行されるものである。産道から歩きだして、全く途方もない宇宙の駅に立ったものだ。 太陽は赤道植物園に堕落した。「白人の裸体」という種族が住んでいる、獣眼のもっとも淀んだ場所で、産婆が洗面器を洗っていた。
宇宙駅から北方へむかって/吉増剛造
日時: 2007年03月11日 02:22 | パーマリンク
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